天狗と人間のハーフの女の子が主人公の、田舎の町を舞台としています。
岩本ナオさんのマンガは、クラスの人だったり、出来事が、本当に自然です。
天狗や妖怪は出てくるけど、修行や妖怪との対峙はギャグを交えて描かれ、
クラスの友達や恋愛が中心となっています。
初めは気付かなくても、読むたびに
登場人物の発言や表情に心の変化が描かれていることに気づけたりして、何度も読むことで楽しめます。
登場人物も、ぶっきらぼうだったりきついことを言ったりするのに、
なぜかみんな魅力的で、悪い人が出てこないという点も好きです。
ドラマチックな事件はないけれど、人の心の動きを丁寧に描いていていいなぁ!と思います。
このマンガでは、スカートの丈を短くしたり、頭についたゴミをとってもらうだけで大事件なんです。
私たちの普段の生活もドラマに思えてくるようなマンガです。
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